1985-05-22 第102回国会 参議院 エネルギー対策特別委員会 第8号
○説明員(高木俊毅君) 高島炭鉱につきましては、先生御指摘のように五十九年の一月十八日に三井有明炭鉱で坑内火災が発生したわけでございますが、その災害のためにその周辺地域におきましては、こういう九州の炭鉱につきましては若干未着手のような状況であったわけでございますが、四月以降やや楽になってまいりまして、高島炭鉱その他につきましては巡回検査等を実施いたしてきております。
○説明員(高木俊毅君) 高島炭鉱につきましては、先生御指摘のように五十九年の一月十八日に三井有明炭鉱で坑内火災が発生したわけでございますが、その災害のためにその周辺地域におきましては、こういう九州の炭鉱につきましては若干未着手のような状況であったわけでございますが、四月以降やや楽になってまいりまして、高島炭鉱その他につきましては巡回検査等を実施いたしてきております。
○小柳勇君 私は、石油備蓄の問題なりあるいはエネルギーの自主開発について質問いたしますが、冒頭に、先般発生いたしました三井有明炭鉱の災害の原因がはっきりわかったかどうか。なお、現在の出炭状況、それから事故の責任問題など、刑事責任は今捜査中でありますが、有明の八十三名の死者を出した、これをそのままうやむやで置くべきではない、したがって通産省としてはどういう見解であるのか。
ですから、私はその点は、今日の火災というものを、もうCOの出るのは同じですから、ガス突出区域でなくても同じなんですよ、これに十分な対応ができなかった、三井有明炭鉱が救急バルブを据えていなかったというのは非常に残念に思うのです。第一、鉱山保安規則というのは最低ですからね。これ以上保安施設をしてもいいわけですから、これ以下になってはならぬという罰則までついておる義務ですからね。これは非常に残念。
ですから、例えば三井有明炭鉱で救護隊の訓練を受けた人は、夕張炭鉱では役に立たないというようなものだ。非常に自然条件が違い、厳しい条件があるわけなんです。だからこの救護隊というものがつくられていると思うのですね。それなのに、簡単に看護婦を入れたらいいんだというふうにもし軽く考えているとするならば、これは大変な問題ではないかと思います。